何を通じて”表現”をするか

金曜日に、杉田陽平さんの作品を観に行きました。

作品を観ることが目的だったので、土日を外して時の運に任せたら、ご本人にお会いできました!

その日の朝に、大阪に呼んでくれた先輩にも感謝です。

メディアに出演されている方にお近づきになるのは、いささかミーハーな気がしてSNSにアップするのは控えようかとも思っていました。。。笑

作品を観て杉田さんに惹かれたのであって、決してバチェロレッテの影響ではないよ!!!と否定したくなるほうが馬鹿らしいので、まあ素直にいきましょう。

 

30分以上も隣で一つひとつの作品の註釈をくださったのですが、やっぱり、この方素敵だなぁと思いました。

 

最初に、一つだけ尋ねました。

「どうしたらこんな色が出せるんですか?」

この問いに対して、HOWで答えなかった杉田さんの感性が好きなんだなぁと実感しました。

空気感を読み取るとか、けっこう目の前の人を観察しながら、考えて、言葉を織りなしてくださるあたりが好きです。

生き様もアートであるとは、こういうことか、と。

HOWを話していないのに、作品と思考が分離していなくて、絶妙なバランスでした。

杉田さんの場合、他者に伝えたいことがあって、それを表現するのが油絵なんだろうなぁという印象。

 

 

日常で会う人々に「芸術」や「感性」というと、なにも芸など持ってないと仰る方が多いのですが。

たしかに外見がお洒落=芸術、センスと導くこともできますが、格好が大したことなくても(笑)仕草や話の中に全てのヒントがあって、人格というのは形成されているなと思います。

(私は微細な変化や特徴に気づくのが異常に得意です。)

 

「表現」の幅はいくらでもあるし、固定観念を変え、なくしていけるようにお言葉を届けたいと思う金曜日でした。

 

いつも沢山のご縁をいただいておりますが、改めて感謝します。

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