お茶の稽古ですが、通常は2時間かけて、行います。
私にとって「2時間」は、長すぎます。(稽古に限った話ではなく)
だから、稽古が始まってすぐ、心を無にして、(お茶を楽しむ上ではある意味正しいと思う)、
早く終わりますように!!と祈り、ひたすら集中します。
4年間、アルバイトをしていた頃も和装をしていたことを思い出しました。
最初の何日かは、一つひとつの動作やルールを教わるものの、
「着物が着れないと仕事にならないから3回で覚えてね」とか
「お運びさんじゃないんだから」などと言われ、
昔のドラマのような環境のもと、私の反骨心を刺激してくれたこと、
まあバイトなので時給が発生していることもあり、早く一人前になろうと思ったわけです。
今日は延長して、お稽古をしてもらいました。
本当は早く終わりたい(お腹も空いた)、けど先生の好意を受け取って、もう1回やると言ってしまったので、続けざるを得なくなり、
相変わらず時間もわからないまま、稽古を続けました。
よく、「新しい職場どう?」とか、そんな類の会話の中で、
「どんどん新しいこと覚えれるから楽しい!」みたいな意見を聞くのですが、
それって、そんなに楽しい?と思っていました。
(何かを覚えるために仕事するもんじゃないし・・・いい歳して何言ってんだろ、と。)
たしかに体に染み付いて、板についてくる感覚は、とても楽しいですね。
(お稽古に関して板につくは盛りすぎでしょうか。)
でも、18ホール回るのと同じくらい疲れました。
同時に、お茶よりゴルフの方が、続けれるかもしれない、とも思いました。
19歳だったから、身を粉にして働いたけど、
今は着物を着て何時間も過ごすことが、まずつらいです。
まあ、これも今の所感として大切なので吐露しておくとして、
今の先生のご指導のもとに、ゆっくり学び続けようと思っています。
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