豊かであることと、過多であることは意味合いが違う。
できればこの先も、一人で好きな暮らしをしていけたらどんなにラクなのだろう。
どこかで苦労を感じているから、「楽」という感覚を得るのか。
ゆるさに身を任せ、だらしない生活を送り、世のお荷物にならなければ、一人で死んでいくのも悪くないと思わなくもない。
一人が幸せであれば、誰かといる幸せを味わえないし。他人と過ごすことの心地よさを覚えると、喪失を味わうことにもなる。
たとえ家族であっても、程よい距離感を持って、慈愛を持って過ごすようにしたい。
近づきすぎると、不平不満が出てくる。
誰かにお世話になってからでは、謙虚な態度は身につかない。謙虚でいるから、面倒をみてもらえると思った方が良い。
せめて、介護してもらえる年齢までには、傲慢さを手放したいと思いながら読んだ一冊。
苦しみの中に、何を見出すかだなぁ。
Have a good day!
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