本との出会いをストーリーにする時、本を仲介しなければ忘れていたかもしれない感情や、出来事があるなぁと思います。
「なぜ、この本を選んだのか」の方が、本の内容よりも影響は大きいのではないか、と推測します。
「購入には至らなかったけど、なぜ、今この本が気になるのか」もヒントになります。
図書館や本屋さんは、知的センサーを立てるための場所なのに。
村上春樹さんの、新刊の短篇集『一人称単数』を読みました。
高校生の頃によく読んでいたけど、久しぶりに読んでみても、この人の世界観素敵。天才だなぁと思います。
彼の自伝のような、細切れのストーリーが、とても面白いです。
他人の世界観を読み続けるのは、変な気持ちですが、村上春樹さんぽいなぁ、と。
思春期の学生が読むには、刺激的な気もしますが、それも相変わらずで。
The Beatlesを聴いていた日、たまたま書店で手に取り、The Beatlesを題材にしていたので買いました。
積読本を無視して、この小説を真っ先に読んでしまいました。
できることなら、日々を忘れて、鈍行列車に乗って、小説をずーっと読んでいたいです😌
村上春樹さんの作品は、とくに、学生時代を思い出してしまうから、「ずっとこの時間が続けばいいのに」と思うのかもしれませんね。
🚆
Have a good day!
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