見渡せば、人

殻じゃなくて、箱なのか。

面白い比喩をする本だなぁ〜と思いながら読みました。

私のように、素直さよりも皮肉な態度をとっている人には、ストーリーが入ってきやすいかもしれません。

 

大体、人っていうのは、自分を正当化して、あの人はああでもない、こうでもないと

他人に対して何かしら思うものです。

裏を返せば、他人のことは否定して、自分のことしか考えてないものです。

 

占い師に、こんな事を言われたことがあります。

「あなたは、大事な人以外の人間を人間だと思っていないですね。ゴミのように扱うでしょう。」

はい・・・。

 

ゴミとは書いてませんが、

「箱の中に入っている人は、詰まる所、

人を人だと思っていなくて、物だと思っている。」

 

箱の中に入っている時は、自分では気づかないのですが、

「あらゆる問題は、箱の中に入っている自分が、相手に対して見出したもの。」

 

自分を箱に追い込んでしまうのは、自分がすべきことに背くから。

 

私も最近、そんなことがありました。🥺

 

思ってることと、やってることに食い違いがあって、

時間の経過とともに乖離が大きくなって、

しんどくなっているのもわかっているけど、

今更改めるなんてできないなぁ。

そして、気づいたら、頭の中の主語は自分ではなくて

相手が○○をしてくれなかったから、○○だったから

と、相手に変わっていたことに気づき、猛省しました。

 

箱の外に出ることは、難しくありません。

ただ、他人を尊重しようとする努力をし続けなければ、箱の中に戻ってしまいます。

 

伸びる会社にとって必要なことを、この本では教えてくれていますが、

会社以外でも、家庭などの身近な人間関係の改善に気づきを与えてくれます。

 

一歩外に踏み出せば、どこかに人がいて、何かしらの接触があります。

「自分が正しい」ではなくて、「自分が間違っているかもしれない」と、いつも思えるように心掛けたいですね。

 

必要なタイミングで、必要な本に出会えました。

この本を貸してくれてありがとう😊

Have a good day🌱

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