果報は寝て待て、という諺があります。
英語では、All things come to those who wait.と表します。
(個人的に英語の方が好き)
すなわち、物事は待つ人にやってくるという事。
焦らずに待っていれば好機は訪れる。
私は、小さい頃から四字熟語やことわざ辞典を読むのが好きで繰り返し同じ本を読んでいました。
果報というと、良いことだけにフォーカスされているようにも思いますが、単語だけとってみると「巡り合わせが良いこと」という意味も含まれています。
昨日の試験の結果は、約1ヶ月後に発表となります。
転記は3回確認したのでよほど大丈夫かと思いますが、この世に絶対はないのです。
僭越ながら予想合格ラインも優に越えてはおりますが、通知を以てしか認められないのが現実です。
そして、合格予想点も、あくまでの予想でしかなく、可能性があるのであれば待つことが吉。
もしも焦れったい気持ちでこの1ヶ月を過ごすかもしれないとしたら、やることはやったのだからあとは寝て待つだけ、いつまでもくよくよしないで!
それが「果報は寝て待て」です。
今の時代は何事もググれば即座に答えが出てくるし、その瞬間はわかった気になります。
しかし、言葉には本来の意味や定義があります。
基礎を知らずに実践に移すことは、自分以外の人間に間違ったことを伝えてしまう可能性があります。
ですから他人のためにも、言葉は大切に遣いたいなぁと思うものです^^
自分の感情を表現したい時、適切に表現したつもりでも、相手との間に暗黙知のギャップがあれば伝わらないこともあります。
難しい言葉が伝わっていないと感じたら、やさしい言葉や他の表現で精一杯伝えることも必要です。
言葉というツールはそのためにあります。
たとえば「寂しい」という感情を表す言葉には、「孤独」とか「閑寂」、「脊梁」、その他多数のものがあります。
「孤独」は他人とつながりがなく寂しい様。
「閑寂」は静かでもの寂しい様。
人について表現する言葉なのか、物について表現する言葉なのか、定義を知らないと定義を知っている人からすると違和感を覚えるほか伝えたいことの意味がわかりません。
感情における言葉を知ることは、表現力が身につき、感情の幅や深さがあることを知ることにも繋がります。
女性は、自分の感情についていけない時が度々あるかと思います。
「この気持ちはなんだろう」ではないけど、国語だけでなく芸術や自然に触れることも自分の内側の声を聞くヒントが隠れています。
私は「がんばる」という言葉があまり腑に落ちません。
「がんばろう」の意味云々ではなく、性格上の問題かと思いますが「あきらめない」のほうが燃えます。
自分が大切にしたい「ことば」選びの参考にもなれば幸いです^^
Have a good day!
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