今の季節でいえば、
ふわっと香る金木犀から、
色彩をイメージしたり、
秋晴れの空を眺めては、
「あおいろ」のコントラストに気づいたり、
そして、そのあおいろのスクリーンが、
紙芝居のようにさっと変わると、
早まっていく日の入りの刻を体感に落とし込み、
「釣瓶落としとは、こういうことか」と
子どもの頃から変わらない感覚を
季節という曖昧で美しい概念が教えてくれる。
最近読んでいる書物はちょいとマニアックな為、
今日は何を紹介しようかなあと思ったところ、
こんなことを感じたのです💭
例えば、かつての偉人が残した名言などを一日一頁と捲っていくのも良いのですが、
文化的な生活という視点からは、
「二十四節気」と「七十二候」を意識して、
そういった暦にまつわる本や記事に触れると、
この国の四季の微細な変化を知ることができます。
急変する時代や社会と、
個体としては一見変わらないけど、静かに動き続ける自身の内側と、
取り巻く環境や気候の変化を味わうと、
なんだか立体的にみえてくるのは、
気のせいかな〜・・・🍂
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